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help リーダーに追加 RSS オバマ当選を反戦運動はどう評価する?

<<   作成日時 : 2008/12/17 16:11   >>

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1。《反戦イラク帰還兵の会(IVAW)ケリー・ドウハーティー会長の会員・支援者宛の公開書簡》(日付不明)から。
 人種・性別・階級・宗教の境界を越えて、歴史的節目を創ったアメリカ国民。変化が可能であるという希望に多くの人びとの心を燃え立たせた。真の変化は、最後の最後まで闘い抜く勇気と信念を持つ人びとの、草の根からの組織化の努力の結合を通して初めて起きたのだ。
 われわれの会は過去4年半、帰還兵仲間・軍兵士・国民・全世界に変化のメッセージを届けてきた。イラクから全ての占領軍を即時撤退させ、イラク民衆が直面する死と破壊を終わらせ、民衆が必要とするものに応える時であるというメッセージを。
 オバマ氏は07年8月に、この戦争を終わらせる事は就任最初の優先事項になると演説した。
膨大な出費を要する戦争と占領を継続していては経済危機は克服できない。
 アフガニスタン占領の今後については、アフガン民衆とアメリカ帰還兵士の声を聞くよう勧告する。「戦争の最初の犠牲者は真実である」ことを、帰還兵士は戦場体験で学び、誤った栄光と英雄主義の中で失われた真実を蘇らせてきた。
 一人の政治家、一つの政党、一つの政府が、我々の求める変化を生み出すのではない。その変化を獲得するための組織化を集団的に継続するときが、いまなのだ。我々は自らの目的を達成するため闘いを継続する。あなたもこの闘いに合流してほしい。IVAWの1400人以上のメンバーの声を広げる手助けをお願いする。

2。《平和と正義をめざす連合(UFPJ)の11月7日の声明》から。
 この国の有権者が大挙して変化を求める票を投じたのだ。バラク・オバマを選んだ事はブッシュ政権の政策を拒絶するという最大の表明。 
 初の黒人大統領を選んだ11月4日という日もこの国の歴史で最重要な日に数えられる。オバマが選ばれたからといって、幾世紀にもわたる奴隷制・人種隔離・差別制度・人種暴力が帳消しになるわけではない。しかし、人種的正義と平等を目指す闘いが新たなレヴェルに達し、また、全ての人民にたいする社会的・経済的正義をめざす闘いもそうなのだ。
 新大統領が組閣を始めたが、我々も新たな政治状況の中で未来を構築しなければならない。イラクでの戦争と占領を終わらせ、新たな戦争を防ぐという使命を果たすのに必要な戦略を編み出さねばならない。
 6年以上ものあいだ、われわれと反戦運動はイラク戦争反対を堅持してきた。この首尾一貫した活動が市民の心情を反戦に向けさせるのに大きく貢献したのであり、オバマの選挙運動が成功する土台を築いた。
 今日、この国と世界は岐路に立っている。イラクとアフガニスタンで二つの戦争をする一方で重大な経済危機にある。何百万もの人びとが欲しいのは、内政でも外交でも肯定的で進歩的な変化。重要なことは、この選挙期間中に何百万もの人が活気づき行動に起ち上がったことだ。
 この状況に立って将来計画を編まねばならない。われわれの平和と正義のメッセージこそは、この国の変革に役立つ。イラクでの戦争を終結することが経済危機を解決することと直接に結ばれていることを人びとが認識するのに力添えしなければならない。
 われわれは、終わりなき戦争と占領を土台とした外交政策に反対して運動を組織してきたが、いまや、平和と民族主権と国際法の尊重に基づく根本的変化を合州国の外交政策にする道を明瞭にするのが、われわれの役割なのだ。
 火曜日の夜の演説で、オバマは「この勝利だけが我々の求める変化ではない。その変化を我々が起こすチャンスでしかない」と言った。彼はチャレンジを提起したが、われわれは、この国の進路を軍国主義と強欲から平和と正義へと変える活動で、その挑戦に向き合うつもりだ。

08.12.17   須田 稔

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